
女性同性カップルになる一番のきっかけは、「同性とのスキンシップ」です。 スキンシップとは、身体的な触れ合いや接触のことを指します。 驚くかもしれませんが、付き合う意図や恋愛対象として見ているわけではないのに、スキンシップを通じて距離が縮まり、カップルになることがあるのです。 同性カップルを表す際に「レズ」という言葉を使うことがあるかもしれません。 しかし、かつては差別的な意味を含んだ言葉として使用されていたため、「レズ」という言葉には注意が必要です。 ただし、私自身がレズビアンであり、「レズ」という言葉を自称したり、周囲のレズビアンの方々に対しても同様に呼ぶことがあります。 一部の人は、「差別的な意味を含めずに、単にレズビアンを省略した言葉として使うのであれば、むしろ便利だ」と考えるかもしれません。 しかし、重要なのは相手との距離感やテンション、話の文脈、ニュアンスです。 例えば、「私バカだから〜」と自虐的に言う人に対して、誰もが同じように「バカ」と呼ぶことはありませんよね。 つまり、自称する側と他称される側では、言葉の意味やニュアンスが異なるのです。 大切なのは、相手がどのような呼ばれ方を望んでいるかを理解し、傷つけない言葉を選ぶことです。 また、女性のタイプについて話す際に「フェム」と「ボイ」という言葉を使うこともあります。 これらの言葉の意味がわからない人もいるかもしれませんので、解説します。 フェムとは、女性性表現を強調した人を指し、ボイとは男性性表現を強調した人を指します。 自分をわたしと呼び、レディース服のパンツスタイルを好んでいます。 男性であってもメイクやスカートを楽しむ人々も存在し、個人が自らの表現方法を選ぶことは多様です。 また、一般的にフェムは女役、ボイは男役とされることがありますが、性的表現と性的役割は異なるので、別々に考えるべきです。 「ネコ」「タチ」「リバ」とは、恋愛関係や性的行為において、自分がどのような立ち位置でありたいかを示す言葉です。 「ネコ」は受け身的な役割を指し、「タチ」は能動的な役割を指します。 そして、「リバ」は受け身にも能動的にもなれる人を指します。 ただし、「リバ」は必ずしも「ネコ」と「タチ」の真ん中にいるわけではありません。 個人によって、ネコの性格やタチの性格の比率は異なります。 「ネコ寄りのリバ」(ネコとタチのどちらにもなれるが、受け身になることが多い)や、「タチ寄りのリバ」(ネコとタチのどちらにもなれるが、能動的になることが多い)など、個々の人によってネコとタチのバランスは異なります。 また、その状況によっては、ネコ10割でタチ0割ということもあり得ます。 多くのレズビアンの当事者は、「どちらが男役で女役なの?」と聞かれることがありますが、当事者自身が自らを「男役」とか「女役」と表現することは少ないようです。 一般の社会では「女役=ネコ」「男役=タチ」という認識も存在しますが、必ずしも女性が受け身で男性が能動的であるわけではありません。 むしろ、それぞれの個人を単に「個」として認識することが求められるのではないでしょうか。 レズビアンを含む同性同士のカップルについて話題になると、「どちらが男役で女役なの?」という疑問を持つ人々も多いようです。 異性と恋愛をすることが一般的で、異性愛が一般的である社会では、同性カップルの関係性は理解しづらく、人々の興味を引くこともあるでしょう。 あらかじめ知っておくべきことは、全てのレズビアンカップルには必ずしも「男役、女役」の役割分担があるわけではないということです。 これは異性カップルでも同様です。 一般には「フェムボイ」「タチウケ」という言葉が使われています。 これらの言葉は、当事者の間で男役、女役の役割に似た意味で使われます。 全てのレズビアンは、必ずしも自分自身をフェムまたはボイのいずれかに分類しているわけではありません。 また、交際関係においても、必ずしもフェムとボイのカップルだけでなく、フェム同士やボイ同士のカップルも存在することを知っておきましょう。 一方、「タチウケ」は主に性行為の役割に基づいて分類されます。 タチ…性行為において積極的な役割を担う人(攻める側) ウケ…性行為において受け身の役割を担う人(受ける側) リバ…タチ・ウケの両方の役割を担うことができる人 そして、注意すべきことは、「フェム=ウケ」「ボイ=タチ」という一方通行の関係ではないということです。 例えば、フェムである人がタチの役割を担うこともあります。